シンプリ・システム 技術進捗

こんには。SPG広報担当です。

今回は、シンプリ・システムの接着剤インクの印刷について、技術的な進捗があったのでご紹介します。

シンプリは、まずレーザープリンタなどで転写紙に画像を印刷してから、接着剤インクをインクジェットプリンタで印刷しています。
※こちらで印刷方法は確認してみてください→シンプリ・システムでタイルへ転写

そこで問題になっていたのが、位置合わせです。

最初に印刷した画像と、接着剤インクの位置がずれてしまうことが多々ありまして……。
そうすると、接着剤インクが印刷されなかった部分はうまく転写対象物にくっつかず、取れてしまうんです。
もちろん、全面または画像よりも大きめに接着剤インクを印刷すればいいのですが、転写後に糊だけを除去する工程がいるなど、面倒な部分もありました。

が、ここ最近、技術担当者がこの位置合わせ問題の解決方法を見つけてくれたんです!
まだ特定のプリンターとの組み合わせだけということなので、今後さらに改善して汎用的に使えるかを確認しているところです。

では、そんな位置合わせの成果をご覧ください!

image1 (2)

ガラスの板に、イラストのシマウマを転写しています。これでは全然わからないと思いますので、アップを。

DSCN1359

どうでしょうか? 一見すると、糊の跡が見えませんよね。

もちろん、光の角度によっては見える場合もあります。

ほぼ同じ位置を、角度だけ変えて写真で撮りました。
右側の写真は、色が乗っている部分の周りに透明の膜のようなものが見えると思います。
これが、接着剤インクなんですね。
ただ、左の写真の通り、一見するとわからないほどです。

様々な商材への転写もテストしながら、こうした技術的な改善も行っています。
今後も、技術面での進捗も載せていきますのでお楽しみに。

広告

湯のみの全面転写に挑戦中

こんにちは。SPG広報担当です。

今回は、シンプリ・システムを使った湯のみへ全面転写へ挑戦したサンプルをご紹介します。
※全面転写方法については現在も検証中のため、詳しくはお伝えできません。ご了承ください!

これは立ち並ぶビルのシルエットです。
画像の端と端をぴたりと合わせるのがまだ難しいようです。

全面的に柄のついたものにも挑戦してみました。

犬のシルエットの組み合わせ

夢見るカエル

犬のシルエットやカエルのように、単体の絵柄を組み合わせて帯状に配置したものであれば、現在の転写方法でも位置ズレはそれほど気になりません。
より精度を上げるべく、SPG内で試行錯誤を繰り返しているところです。

今後も、湯のみの全面転写についてはレベルアップしたサンプルをお見せできる機会があれば、ブログに載せていこうと思います。

マグカップなどでも同様の方法で簡単に転写できないか、今後の課題です。

それでは、今回はここまで!

100円ショップの商品に転写してみた #2

こんにちは。SPG広報担当です。

今回は100円ショップの商品に転写してみたシリーズ第2弾です。

今回転写した商品はこちら。

DSCN1333

マグネットです。カバー部分が透明のプラスチックで、下が透けちゃってます。
白く見えているのは、磁石とプラスチックをくっつけているテープのようです。
このままだと、正直……かわいくない!

というわけで、ここにもシンプリ・システムを使って転写しちゃいました。

それが、こちら!

DSCN1325

いかにも業務用という感じだったマグネットが、かわいい雑貨系マグネットに早変わり!

シンプリ用の転写紙は追随性もありますから、アーチ気味な素材でもカーブに沿って転写ができます。

DSCN1327

今回はここまで。

これはいったい何でしょう?

こんにちは。SPG広報担当です。

さて、今回紹介するサンプルはこちらです。

DSCN1165

これはいったい…?

どうやら、なにかのパーツらしいのですが……わかりますか?

立体物なので、先日ご紹介したピンポン玉と同じ方法で転写しているようです。

穴が開いてますが、これは転写する際に、ここについていたパーツを取ったみたいです。

DSCN1168

反対側にも空いてます

急なカーブにもぴったりと絵が転写されてます。

さて……みなさん、これがなんだかわかりましたか?

DSCN1172

その正体とは…

ヘッドフォンの耳当て部分のカバーでした!

もともとは100円ショップで購入したものへ転写実験してみたそうです。
こんなふうに、日々実験・検証を繰り返しているんですね。

100円ショップの商品に転写してみた #1

こんにちは。SPG広報担当です。

今回はシンプリ・システムを使って100円ショップの商品に転写してみたシリーズ 第一弾をお送りします。

転写した商品はこちら。

DSCN1122

※念のため、お店の名前は伏せました。

木でできたプッシュピン。壁やコルクボードなどの掲示板にさして、ポストカードなどをおしゃれに飾るために使える商品です。
これだけでも、もちろんかわいいのですが……。
たとえばこういった既製品へ、ポストカードに合わせて柄を付けてみたな~とか、壁紙にあったワンポイントが欲しいな~とか……思ったりしませんか?

ということで、シンプリ転写をやってみたわけです。

DSCN1123

動物シリーズ。かわいい~!

絵が付くだけで、雰囲気がかわりますね。ローマ字はつなげるとSANRYU……弊社の社名です。
これを名前にしてみたり、好きな言葉にしてみたり……それだけで、オリジナルグッズができちゃいますね!

DSCN1185

使用例として、上司の私物ポストカードをおかりしました。カードはこんな感じで飾ります。

 

市販の商品にあとから好きな柄をつけられるのが、非加熱転写で転写できるシンプリのいいところ。

今後も100円ショップの商品に転写してみたシリーズはやっていくので、お楽しみに!

ピンポン玉に転写してみました。

こんにちは。SPG広報担当です。

今回は、ピンポン玉への転写をご紹介します。

 

DSCN1155

ピンポン玉への転写方法は、通常のシンプリ転写とは違うそうです。
※接着剤インクは、シンプリと同じものを使用しています。

きついアーチでもいい感じに転写できていますね。
(まだ改良の余地ありとのことで、広報も転写方法の詳細は教えてもらえませんでした)

ちなみに、このピンポン玉の素材はポチエチレン。
前処理なしで転写しているらしいのですが、なんと、引っかいても画像が取れませんでした!
普通、ポリエチレンは前処理をしないとインクが定着しづらいので…驚きです!

転写していないピンポン玉との比較。

 

DSCN1154

ラケットを置いて雰囲気を出してみたり。
※ラケットは社員の私物をお借りしました。

DSCN1151

立体物への転写にご興味がありましたら、株式会社サンリュウへお問い合わせください。
TEL 048-446-6786
FAX 048-446-6761

発泡スチロールへの転写ってできるの?

こんにちは。SPG広報担当です。

さて、今回は転写素材について考えてみたいと思います。
今回の題材は「発泡スチロール」です。
発泡スチロールといえば、梱包材や部屋の装飾品など身の回りでもよく見かける素材ですよね。

今回、素材の性質について素人の広報担当はSPGの技術担当者にいろいろ教えてもらいました。
では、さっそく発泡スチロールについて考えていきましょう。

発泡スチロールの特徴は、軽くて加工がしやすいこと。
この特徴が好まれて、最近ではDIYなど自分で行うリフォームなどで使われることも増えているようです。

一方、化学的な性質としては、一般的に思い浮かべるプラスチックとは少し違います。

<発泡スチロールの化学的性質>
・耐熱性が低い(90℃の熱にもつかどうか……)
・耐水性が高い(水をはじきやすいとも言えます)
・シンナーなどで簡単に溶ける
・油にも溶ける

こんな性質のため、大変なのがすでに加工された製品への色付け(絵付け)です。

「発泡スチロールに綺麗に色を付けるにはどうしたらいいですか?」
という疑問が出てきますよね。

水は弾く、シンナーでは溶ける。これでは、水性インクも溶剤インクもうまくいきそうにありません。
さらに、熱に弱いので熱転写も難しい。ではどうしましょうか? ということですね。

よくある手法としては、木工用ボンドなど水性で粘度の高いものを一層下地として塗るとその後の加飾が安定するそうです。
色付けにはアクリル絵の具がいいのだとか。

では、SPGとしては、発泡スチロールにシンプリはできるのか? と思うわけです。

すでに今までのサンプルでもご紹介の通り、発泡スチロールへのシンプリ転写は可能です!
※ただし、通常のプラスチックと同等の強度を得るのは難しいです。強度を求める場合はトップコートなどが必要になります。

実際の転写サンプルがこちらです。

発泡スチロールも色々ありますが、密度が高く表面が滑らかなものの方が転写がしやすく見栄えもよくなります。

シンプリ転写は、熱を使わない転写なのでこのような素材にも転写ができるんですね。

特殊な接着剤インクと、シンプリ転写の方法では発泡スチロール上で弾かず溶かさずに転写を行うことが可能になっています。